Easter Breakに課された政治学の論文として、2015年に両院で可決された平和安全法制(安保法案)のことを書こうとして調べていた時。ちょうどデモが盛んだった9月にロンドンに来ていたので、知識が曖昧だったのが少し心残りでした。
参考:平和安全法制の考え方は以下がわかりやすい(The Huffington Post)
世論として安保法案反対の声が大きく取り上げられていた印象があり、それにも関わらずなぜ両院で可決されたのか?というテーマを扱うことにしました。すごくざっくり書くと政治学の基本定理の中に、一定条件のもとで中位投票者に最も好まれる選択肢が多数決投票の結果均衡点となり社会的に政策として選択されるという中位投票者定理があります。世論調査を元にすると中位投票者に好まれるのは「安保廃案」なのですが何故可決されたのかという問いです。
それで日本の安全保障を取り巻く環境、ロビー団体の存在、投票者の選好について等々の記事や論文を探していたのですが、日本語の論文が全く見つからず、英語で探したら沢山出てきてびっくり。主に大学やリサーチセンター(シンクタンク)が出版しているものでした(著者もほぼ外国人)。
何でなんだろう。
日本語の論文が電子化されていない。
日本語の論文は一般公開されていない。
論文を書くことが日本国内だと評価される対象に入らない。
自国の研究はしにくい。
教授、研究者の数が外国と比べて圧倒的に少ない。
テーマが偶然にも研究対象として比重が置かれていない。
等の理由が思いつきますが、いつか日本の学者の人にあったら聞いてみたい。
それにしても外国に調べつくされている(!?)というのはこわいなぁと。こちらに来て思うのは「研究(客観的に分析する)」ということにすごく価値が置かれていること。情報は一定程度ないとフェアな判断をしにくいので、情報を徹底的に調べて批判的に分析する姿勢は見習いたいところ。私は苦手。
〜おまけ〜
ちなみに結論としては、以下の三つにしました。
(1)選挙という、投票者が政治家をパフォーマンスを鑑みて選ぶという機能(Sanctioning mechanism)が働いておらず、一つの理由として自民党を脅かす政党も現段階ではいない(他の政党支持率も軒並み低い)=政治家は投票者の選好を気にする必要がない。
(2)選挙は多くの政策のパフォーマンスを総合的に評価する(multi-dimensional)ので、安保法案の次回選挙への影響が未知。経済政策を投票者は気にするのではないか。
(3)世論調査が全人口の意見を集約している訳ではないので、実際の中位選好は「賛成」にあったかもしれない。ただ政治家はわかるのか?
2016年4月26日火曜日
2016年4月19日火曜日
Social Innovation Conference2016の失敗から学んだこと
私はLSEのSocial Innovation Society (SIS)に所属しています。まだ活動1年目の新しい団体で今年はSocial Innovation Conferenceを2016年3月に開催しようということで私も年明けから手伝っていました。前職ではイベント系はがっつり企画マネジメントから携わることが多かったので、今回の「お手伝い」というポジションの(企画から一歩離れてイベントを手伝う)経験は気づきがいくつかありました。
結果として、チケットの売れ行きがあまりに悪く企画チームで開催2週間前にイベントをキャンセル。残念ではあったけど運営を考える良いきっかけでした。
◯ LSEの生徒ってSocial Innovationに興味あるの
そもそもないのではないかという私の仮説。私のいるMPAは割とお堅い機関(政府、シンクタンク、行政コンサル、銀行、国際機関等)で働いたキャリアの人が多く、民間のBusinessやInnovationの取り組みとかに興味がある人は肌感覚で少ない気がします。むしろ国連の人がきて貧困対策について話をするとかの方が人が集まりそう。以前SISで社会起業家の人を呼んで講演を開催した時も1、2年生合わせて20人程しか集まらず。勉強で忙しいという仮説を企画メネジメント層は話していたけど、むしろ私はLSE色にあってない気がする。
◯ Conferenceは誰をターゲットにどんなインパクトを出したかったのか
1つ目とも重なるけど、ターゲットと出したいインパクトが曖昧だった。もしLSEの学生対象にするならLSEの人が興味あるようなテーマにしないといけない。今回は準備期間が短くて、そこまで詰められなかった印象を受けた。何となくスピーカー集めて話してもらう的なのりでした。
◯ お手伝いの人をどれだけ大事にし、やる気をだしてもらえるか
今回お手伝い側だったのでこのポイントはすごく重要な気がした。お手伝いをしていて充実感、貢献している感、頼られている感が全くなかった。でもこういうイベントはボランティアの人達にどれだけ本気で携わってもらえるかかなり重要。(最後の集客も企画層4人ぐらいが焦って頑張っていたイメージ。)
私が企画側だったら何をしていたか。まず企画ミーティングにお手伝いの人を呼んで企画から一緒に共有する(熱量の共有や人間関係の構築)。企画を少しお願いしてお手伝いでも多少のコミットメントをお願いする(頼りにしていることを感じてもらう、企画する楽しさを分かち合う)。あとは反省も呼んで一緒にしただろう。
◯ 役割分担
大きな失敗あり。私がマネジメントの人に引き継いだアフタードリンクの企画を担当の人がキャンセルを相手側にフォローできなくて迷惑をかけてしまった。すごい初歩的なミス。どうやって企画マネジメント層で仕事管理をしていたのか知らないけれど、誰が何をやるか全体で把握していなくてチェック機能が働かなったのではと思った。
まだ来年この企画をやるかはわかりませんが、もし次回も携わることになったらテーマとターゲットをすごくしっかり練りたいと思いました。私も今回は全然イニシアティブを取れなかったので、その反省も兼ねて。
結果として、チケットの売れ行きがあまりに悪く企画チームで開催2週間前にイベントをキャンセル。残念ではあったけど運営を考える良いきっかけでした。
◯ LSEの生徒ってSocial Innovationに興味あるの
そもそもないのではないかという私の仮説。私のいるMPAは割とお堅い機関(政府、シンクタンク、行政コンサル、銀行、国際機関等)で働いたキャリアの人が多く、民間のBusinessやInnovationの取り組みとかに興味がある人は肌感覚で少ない気がします。むしろ国連の人がきて貧困対策について話をするとかの方が人が集まりそう。以前SISで社会起業家の人を呼んで講演を開催した時も1、2年生合わせて20人程しか集まらず。勉強で忙しいという仮説を企画メネジメント層は話していたけど、むしろ私はLSE色にあってない気がする。
◯ Conferenceは誰をターゲットにどんなインパクトを出したかったのか
1つ目とも重なるけど、ターゲットと出したいインパクトが曖昧だった。もしLSEの学生対象にするならLSEの人が興味あるようなテーマにしないといけない。今回は準備期間が短くて、そこまで詰められなかった印象を受けた。何となくスピーカー集めて話してもらう的なのりでした。
◯ お手伝いの人をどれだけ大事にし、やる気をだしてもらえるか
今回お手伝い側だったのでこのポイントはすごく重要な気がした。お手伝いをしていて充実感、貢献している感、頼られている感が全くなかった。でもこういうイベントはボランティアの人達にどれだけ本気で携わってもらえるかかなり重要。(最後の集客も企画層4人ぐらいが焦って頑張っていたイメージ。)
私が企画側だったら何をしていたか。まず企画ミーティングにお手伝いの人を呼んで企画から一緒に共有する(熱量の共有や人間関係の構築)。企画を少しお願いしてお手伝いでも多少のコミットメントをお願いする(頼りにしていることを感じてもらう、企画する楽しさを分かち合う)。あとは反省も呼んで一緒にしただろう。
◯ 役割分担
大きな失敗あり。私がマネジメントの人に引き継いだアフタードリンクの企画を担当の人がキャンセルを相手側にフォローできなくて迷惑をかけてしまった。すごい初歩的なミス。どうやって企画マネジメント層で仕事管理をしていたのか知らないけれど、誰が何をやるか全体で把握していなくてチェック機能が働かなったのではと思った。
まだ来年この企画をやるかはわかりませんが、もし次回も携わることになったらテーマとターゲットをすごくしっかり練りたいと思いました。私も今回は全然イニシアティブを取れなかったので、その反省も兼ねて。
2016年4月18日月曜日
はじめてのPhotographer体験
先日FuckUp Nightsという起業家が失敗談を共有するイベント@Impact Hub in King's Cross, Londonでお手伝いをしてきました。私が所属しているLSE Social Innovation SocietyがImpact Hubと提携を結びイベントの運営を手伝うことになりました。
実は前期もお手伝いにいったので2回目なのですが、今回初写真撮影係になりました。今年1月にCanon EOS M3というデジタルカメラを日本から買ってきてもらい、専ら気合いれて出かける時はカメラを持ち歩くようになりました。絞り、画素、シャッタースピードを自分で操作できるので一眼レフを購入する前の入門カメラとしては最適。
今回は自分のスキルを磨きたく「カメラも出来ます」とあえて立候補笑。今までの仕事で素敵な写真を撮影してもらうことが多く「自分も撮れたらなぁ」という密かな憧れがありました。あとは自分の新しいクリエイティビティさや感性を発掘したいという気持ちも多少ありました。(LSEにいると左脳ばかり使っている気がして右脳を発達させたい衝動に駆られます。)
難しかった。なかなか自分がイメージしていた様な写真は撮れず。イベント最後は大分満足した写真が撮影できるようになってきましたが最初はボロボロ。ゴールは生き生きとした語り手や聞き手の雰囲気が伝わるような写真を撮影することでしたが、無意識に動くので動作が予知できない被写体を撮影するのは本当に難しい。気づいたことを下記備忘録。
人の表情はカメラを構えて待ちつつ、良いと思った瞬間にシャッターを押すことが大事。カメラをそもそも構えていないと表情はとれない。ただ、わざとらしく構えていると被写体が緊張してしまうので気配を消すことも大事。(どうしたらいいのだろう。)
イベントのように客席があって自分が行きたい場所に自由に移動できないことがある場合は、ズームレンズは必須。今回はズームが効かないレンズだったのでスピーカーの迫力を出すのが難しかった。
角度によって印象が全く変わる。パワフルさを出したかったら下から撮るのがいいし、客席との力関係をあまり出したくなかったら上から撮るし。いわゆる構図をどうするかはこれからの経験と勉強かな。
今回撮影して思ったのはプロカメラマンの立ち回りをみてみたい(一度ついてまわりたい)こと。下見をどれくらいするのか、撮影位置をどう決めるのか、シャッターをどう構えどのタイミングでおすのか、等々きになることが沢山です。
実は前期もお手伝いにいったので2回目なのですが、今回初写真撮影係になりました。今年1月にCanon EOS M3というデジタルカメラを日本から買ってきてもらい、専ら気合いれて出かける時はカメラを持ち歩くようになりました。絞り、画素、シャッタースピードを自分で操作できるので一眼レフを購入する前の入門カメラとしては最適。
今回は自分のスキルを磨きたく「カメラも出来ます」とあえて立候補笑。今までの仕事で素敵な写真を撮影してもらうことが多く「自分も撮れたらなぁ」という密かな憧れがありました。あとは自分の新しいクリエイティビティさや感性を発掘したいという気持ちも多少ありました。(LSEにいると左脳ばかり使っている気がして右脳を発達させたい衝動に駆られます。)
難しかった。なかなか自分がイメージしていた様な写真は撮れず。イベント最後は大分満足した写真が撮影できるようになってきましたが最初はボロボロ。ゴールは生き生きとした語り手や聞き手の雰囲気が伝わるような写真を撮影することでしたが、無意識に動くので動作が予知できない被写体を撮影するのは本当に難しい。気づいたことを下記備忘録。
人の表情はカメラを構えて待ちつつ、良いと思った瞬間にシャッターを押すことが大事。カメラをそもそも構えていないと表情はとれない。ただ、わざとらしく構えていると被写体が緊張してしまうので気配を消すことも大事。(どうしたらいいのだろう。)
イベントのように客席があって自分が行きたい場所に自由に移動できないことがある場合は、ズームレンズは必須。今回はズームが効かないレンズだったのでスピーカーの迫力を出すのが難しかった。
角度によって印象が全く変わる。パワフルさを出したかったら下から撮るのがいいし、客席との力関係をあまり出したくなかったら上から撮るし。いわゆる構図をどうするかはこれからの経験と勉強かな。
今回撮影して思ったのはプロカメラマンの立ち回りをみてみたい(一度ついてまわりたい)こと。下見をどれくらいするのか、撮影位置をどう決めるのか、シャッターをどう構えどのタイミングでおすのか、等々きになることが沢山です。
2016年4月7日木曜日
Billy Elliotを鑑賞してきました
日本では2001年に映画「Little Dancer」として公開された映画。元の題名は「Billy Elliot」でロンドンではロングランのミュージカルとして公演されていましたが、何と2016年4月9日をもって終了するということで友達と鑑賞してきました!このミュージカルは2000年から公演が開始し、これまで多数の賞をとっているみたいです。
場所はVictoria Palace ThatreでVictoria Stationの近く。結構立派な劇場でした。参考までにチケットは52.5ポンド。今回は終演が近いので割引はなかったのですが、本来はグループ割引(10人以上)で約半分の価格で買えるそうです。なので他のミュージカル見に行く時は調べるといいかも。今回は見る限り満席。開演前の写真。
場所はVictoria Palace ThatreでVictoria Stationの近く。結構立派な劇場でした。参考までにチケットは52.5ポンド。今回は終演が近いので割引はなかったのですが、本来はグループ割引(10人以上)で約半分の価格で買えるそうです。なので他のミュージカル見に行く時は調べるといいかも。今回は見る限り満席。開演前の写真。
舞台は1980年代イギリスの北東のまちダラム。炭鉱で働く父親、兄、そして軽い認知症をもつ祖母の家庭に育った少年がバレエにはまり、 バレエへの性的偏見や家庭の貧困等の葛藤を抱えながらRoyal Ballet Academyに入るまでを描いたお話。家族愛や友情、支えてくれる人々(Mrs. Wilkinson等)にフォーカスがあたります。
ざっと感じたこと。
1. 子役すごい
率直な印象。多分小学生ぐらいの男の子だと思うのですが、演技、ダンス、歌どれも上手だったし、堂々と楽しそうに舞台にたっていました。こんな小さい時からこれを成し遂げる能力と度胸でどんな大人になるのだろうかと思ってしまった。
2. ミュージカルの演出が面白い
映画ではまず見ない演出。空間の使い方と時間軸の組み合わせ方が人の脳内を表した感じ。
例えばストライキの場面とバレエのレッスンの場面を同じ舞台でごちゃまぜにダンスしたり。映画だと1画面は1つの事柄を映すだけなので例えばストライキの場面の後でバレエのシーンを入れますが、人の脳は同時並行で起こっている事柄は同時に処理できます。そういう感覚で空間を使っている印象を受けた。
あとは時間軸の使い方も面白い。亡くなったはずの母親が現人のように登場したり、将来プロになったBillyが現状の子供のBillyの影のように踊ったり。何の説明もないのだけど、何となく分かる。
これらの演出はミュージカルだと当たり前なのかもしれないけど、すごく斬新に感じ面白かった。
3. どことなく物語の背景にある暗さがイギリスっぽい
ストライキの暗い閉塞感とバレエという華やかなイメージの素材を一緒に扱うのがイギリスらしいと思った(完全な私見)。舞台は1980年代半ば。イギリスは70年代後半のオイルショックによる物価高騰を受け、急激な財政緊縮を行い1981年に不況を被ったあたりの時期。物語の背景に労働者階級の金銭的苦悩と男性がバレエをすることへの性的偏見が色濃くでています。
イギリスに住んで感じるのは、こちらの人のつつましさ。感情をオーバーリアクションに表現することは滅多にないし、話し方も静か(穏やか)。食べ物や服装も質素で大人しい印象。あとはどよーんとした曇り空。
そういうことをひっくるめて、この映画はこのつつましい質素なイギリスの雰囲気をよく表したお話だなぁと個人的に思いました。
2016年4月3日日曜日
子育てしながら勉強!?
私の姉家族がロンドン住んでいます。偶然、同時期に姉の旦那のロンドン転勤が決まり、姉家族も東京からロンドンに引っ越すことになりました。姉の家族には4歳の男の子と1歳半の男の子がいます。私の可愛い甥っ子です。勉強や周りの環境に少し疲れたなと思った時に姉のお家に行ってゆっくりしたりしています。
前学期に姉の旦那が1週間ほど出張で家をあけることがありました。姉1人で小さい子供2人の面倒を見るのも大変だとなり私が1週間手伝いにいったことがありました。そこで感じたのは子供(人)と一緒に住んで勉強は中々大変ということ。
まず自分の時間の使い方を他の人に合わせながら決めるようになります。できるだけ早く帰りたいなぁと思うと図書館にいる時間が自然と短くなります。
家にいる時間が自分でゆっくり集中する時間ではなくなります。今までは朝早く起きて、または夜遅くまで起きて勉強ができたけど、小さい子供がいると特に朝はなかなかそういうわけにもいかない。夜も皿洗いぐらい手伝いたいと思うと、ゆっくり座って勉強というわけにもいかず。
家の雰囲気が「生活」らしくなるのでリラックスしてしまう。今の私の寮の部屋は生活感が少ないので、リラックスできる雰囲気もなく気が散ることが少ない環境で、勉強に集中しやすいです。が、暮らしている雰囲気がある空間だと、自分のモードがリラックスになりやすく「さぁ、勉強しよう」となりにくかった。
以上思ったのは、家族がいる学生と一人の学生の、時間の使い方や勉強の仕方はかなり変わるだろうということ。家族がいる人の方が(家族と過ごす時間を考慮すると)効率を考えて勉強しないと間に合わなそう。その一方で食生活や精神面サポートは家族いる人の方がありそう。
ちなみに2015年度のMPAのクラスには、(私の知っている限り)家族またはパートナーとロンドンに一緒に住んでいる学生は約10人。そのうち子持ちが3人(皆男性、女性で子持ちの学生は多分いない)です。みんな普通にこなしていることを考えると、やり方を工夫すれば出来るのだろうとは思います。
前学期に姉の旦那が1週間ほど出張で家をあけることがありました。姉1人で小さい子供2人の面倒を見るのも大変だとなり私が1週間手伝いにいったことがありました。そこで感じたのは子供(人)と一緒に住んで勉強は中々大変ということ。
まず自分の時間の使い方を他の人に合わせながら決めるようになります。できるだけ早く帰りたいなぁと思うと図書館にいる時間が自然と短くなります。
家にいる時間が自分でゆっくり集中する時間ではなくなります。今までは朝早く起きて、または夜遅くまで起きて勉強ができたけど、小さい子供がいると特に朝はなかなかそういうわけにもいかない。夜も皿洗いぐらい手伝いたいと思うと、ゆっくり座って勉強というわけにもいかず。
家の雰囲気が「生活」らしくなるのでリラックスしてしまう。今の私の寮の部屋は生活感が少ないので、リラックスできる雰囲気もなく気が散ることが少ない環境で、勉強に集中しやすいです。が、暮らしている雰囲気がある空間だと、自分のモードがリラックスになりやすく「さぁ、勉強しよう」となりにくかった。
以上思ったのは、家族がいる学生と一人の学生の、時間の使い方や勉強の仕方はかなり変わるだろうということ。家族がいる人の方が(家族と過ごす時間を考慮すると)効率を考えて勉強しないと間に合わなそう。その一方で食生活や精神面サポートは家族いる人の方がありそう。
ちなみに2015年度のMPAのクラスには、(私の知っている限り)家族またはパートナーとロンドンに一緒に住んでいる学生は約10人。そのうち子持ちが3人(皆男性、女性で子持ちの学生は多分いない)です。みんな普通にこなしていることを考えると、やり方を工夫すれば出来るのだろうとは思います。
登録:
投稿 (Atom)