11月から多くのプレゼンとエッセイが立て込み、友達や家族が遊びに来てくれたこともあり、ブログからすっかり離れてしまいました。気軽に更新する習慣をつけたいです。
今日はLeicester Square近くのGielgud TheatreでThe Curious Incident Of The Dog In The Night-Timeを見てきました。本が原作で、それをプレイにアレンジしたようです。友達曰くかなり原作に忠実のようです。
内容は、とても頭が良いのだけど人とのコミュニケーションが苦手で社会に適合できない少年の話。彼の身の周りに起こったことを、彼自身が日記風に書いたお話です。
お話自体もすごく面白かったけど、演出方法が特に興味深かったです。
舞台が側面含めて全て電子パネルになっていたので、その場その場にあった雰囲気を作りだします。例えば彼が混乱しているシーンはまるで彼の頭の中のカオスを映し出したように、ランダムな数字が湧き出したり(彼は数学が得意な設定)。ロンドンの地下鉄の雑踏とした雰囲気はランダムな英単語が四方八方から猛スピードで飛び交うことで見事に表現されていました。舞台装置を作り替えずとも、電子パネル、人、小道具で全ての演出が可能になってました。
もう一つ驚かされたのは人のつくる曲線の動きが美しく多様だったこと。例えば人が海に浮いたり潜ったりするシーンは、一人の人を数人で担ぎ上げ、波の揺れを高低差を上手くつくって表現したり、もぐるシーンでは上に担がれている人が宙返りをしたり。滑らかな動きに惚れ惚れしました。
今までライオンキングとオペラ座の怪人をロンドンでは見に行きました。演出の豪華度は二つに比べると劣るけど、話自体が面白いのと演出がモダンアートぽく工夫が凝らされているので見応えはあります。値段面では、ライオンキングやオペラ座の怪人は60ポンド〜70ポンド、今回のThe Curious Incident Of The Dog In The Night-Timeは15ポンドとお得。ロンドンにいるうちに足繁く通いたです。
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