2017年3月26日日曜日

週末にホームステイ@Bungay

3月中旬にHOST UKというボランティア団体をとおしてイギリスの田舎に2泊3日(金曜午後〜日曜午後)でホームステイしてきました。LSEにいながらイギリス人との交流が少ないので彼らの暮らし方やライフスタイルは興味がありました。

International Studentsを対象に、日帰りまたは2泊3日のホームステイがコーディネートされてます。アプリケーションプロセスで興味にあったホストをコーディネートしてくれます。私は田舎や自然が好きと回答したのでBungayというLondonから列車を北東に2時間走らせた場所が滞在先になりました。

幸いにも雨は2泊3日中ほぼ降らず、曇りのち時々晴れでした。まち全体が古き良きレンガと石づくりの文化を保存していて歴史を感じさせる街並みでした。


何世紀にもわたり教会だった建物の敷地には桜がとても綺麗に咲いていました(今はコミュニティセンター)。17世紀に建てられたお墓は時の流れを感じさせます。(保存に莫大なお金がかかるそうですがそれ以上の価値はある気がします。)



ホームステイはアメリカ人の女の子も一緒で(ロンドンの学生)、彼女も自然や植物に興味があるということで土曜日はNature Conservation WetlandとConservation Forestsに連れていってもらいました。ホストマザーのお友達のおじいちゃんも一緒で地形や植物の解説つきでした!

湿地に横たわり生きている木の形とコケから感じる年月。

異国で桜を発見すると懐かしい気持ちに。

芝生と落ち葉の絨毯が醸し出す雰囲気は絶妙。

ホームステイは久々の贅沢な時間でした。特にここ1ヶ月はLSEの大きなグループプロジェクトで常に追われている感じだったからですが、久しぶりに人間らしい文化的な過ごし方をした気がしました。PCを持っていかない決断は正解でした。

まず夕飯の前からワインを飲みながら、お互いの国こと、普段の生活のこと、興味あること等を1時間ぐらい話し、そのあとにダイニングに移動して2時間ぐらいまたゆったりと食卓を囲んで話しました。家族のこと、お互いの国の教育システムや政治システムから今まで行った旅行の話しなど純粋に会話を楽しみました。

夕食後もリビングに移動して久々のboard game。

祖父母の世代から受け継がれたアンティークが家中(ダイニング、寝室、階段、バスルームにも)に置かれており、普段とは全く違うリラックスするための「家」という空間も非常に癒してくれた気がしました。消耗品ではなく、世代を超えて受け継ぐアンティークを揃える姿勢が素敵。本物は年月を超えても色あせないなぁと。

ホストマザーはおそらく70代で、1人でこの家に住んでいたのですが、私たちのような孫のような世代を心を込めてもてなしてくれたことに感謝でした。そして日本やアメリカの事情にもすごく興味津々で、 いつになっても衰えない探究心&勉強熱心な姿勢にも教わること多かった。

余生はこんなおばあちゃになりたいなぁ、、と自分の余生に新たなイメージが加わりました。




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