2016年2月3日水曜日

プログラムコーディネーターと話して感じたこと

LSEのMPAプログラムにはSSLCという仕組みがあります。SSLCはStudent-Staff Liaison Committeeの略で、要は生徒とスタッフの連絡会です。

生徒約90名の中から今年は5人がSSLCに参加しています。私もプログラムがどのように設計されているのかを知りたくて立候補しました。各期に1回、プログラムコーディネータの皆さんとMPAの生徒たち(5人)でミーティングをします。コーディネーターの皆さんは、Director, Tutor, IPA(Institute of Public Affairs)マネージャー、MPAマネージャー、事務スタッフです。たまにIPAのDirectorやキャリアコンサルタントの方が同席します。

SSLCメンバーとしてすることは、クラスメイトからプログラム全般についての意見を吸い上げコーディネーターの皆さんに伝えること、コーディネーターからの要望をクラスメイトに伝えることです。

今まで前期1回、後期1回と2回のミーティングがありました。その度にパワーをもらうぐらいミーティングの雰囲気が良いのでここに書きます。

1.生徒の学びを最大限にすることを考えてくれている
生徒の声を伝えた時に、それが不満であっても非常に気持ち良く受け止めてくれます。そして、その問題に対して自分たちができること、できないことを前向きに議論してくれます。いつも感じるのはLSEでの生徒の学びや経験を最大限に活かす術を考えてくれていること。だからこそ教授側からの提案もしてくれます。その気持ちを感じると頑張ろうと思えます。

2.立場がFair
MPAチームに限ったことではないと思いますがFairな立場から議論をしてくれます。上から目線で生徒からの提案の可否を決めるのではなく、教授側からも問題提起とそれに対する解決案を提案をしてくれます。そうすることでFairな立場でプログラムをつくっているのだと感じます。

3.ジョークが交じる
これは私が一番好きなことです。真面目になりすぎない。真面目にずっと話していると、雰囲気が重くなったり煮詰まったりすることがあると思います。SSLCのミーティングでは偉い立場の人がたまにジョークを飛ばしてくれます。皆で笑うと場が和みます。場を支配できる人にジョークスキルは必要です。私も英語でジョーク飛ばせるようになりたい。

生徒のことを良く考えてくれているメンバーで構成されているMPAはとても素晴らしいと思います。そして後日書けたらと思いますが、MPAは授業以外にも課外活動、セミナー、ワークショップ等いろいろなサービスが用意されています。きっとそのようなプログラムも過去の卒業生が試行錯誤しながら教授たちを積み重ねてきたのだと思います(確認はしていませんが)。

最後に気をつけなくてはならないのは、情報過多、機会過多になるので自分で優先順位をつけて情報整理する能力を養うこと。教授たちの好意に甘えすぎず要望を厳選していくこと(無責任なお願いが一番最低)。

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