2016年6月22日水曜日

テストが終わりました

ブログを書く気持ちの余裕がなくて大分ご無沙汰していましたが、やっとテストが5月27日に終わりました!!終わってからしばらく羽を伸ばしていました、というか何もやる気が出なくて脱力していました。

ぼちぼちブログを書き始めようと思います。テスト後はロンドンの今まで行けなかったミュージアムに行ったり、友達とご飯に行ったり、旅行に行ったり、そしてロンドンのNGOのリサーチプロジェクトに参加したりと気ままに過ごしていました。

○ 終わりが見えない
今回のテスト勉強で辛かったのは勉強の終わりが見えないこと。私が今まで日本で受けてきたテストは授業を復習しているかの確認が目的でした。なので見たことあるトピックや問題がテストに出るので勉強した分だけ点が取れるテストでした。

が、LSEのテストは習ったことを応用できるかを問うような問題が多いので、エッセーであれば習った理論をベースに自分の意見を問われたり(しかもトピックも広いのでどの理論を使うかも自分次第)、統計であれば知っている知識を使ってあるリサーチを自分でデザインすることを求められるような問題が出ます。

そして(科目にもよりますが)問題の3割くらいは勉強したとしても、みたことのないトピックが出ました。もちろんFurther Readingsのような範囲をカバーしておけば解けるのかもしれませんが、それを全てカバーする時間はなかったです。

よってたくさん勉強してもテストをパスできる自信が正比例するような感覚がなく、終わりが見えなかった。。。結果、週末関係なくずっと図書館に通い続けました。久しぶりの机上での勉強三昧の日々でした。

○ 準備に大切なのは勉強グループと過去問
2年生から聞いたのは、最適な勉強仲間は自分よりも少し上のレベルの人。これは的を得ていたと思います。同じレベルだと同じ箇所でつまづくので一緒に勉強しても効率があがらないのですが(特にテスト前の効率は大切)、上すぎるレベルだと説明についていけないという弊害あり。なので自分のレベルより少し上の勉強仲間を見つけるといいです。

私の場合は他の日本人の人の勉強グループに入れてもらいました。幸い皆さん非常に優秀で引っ張り上げてもらった気がします。(自分があまり貢献できず申し訳なかったのですが。)チャットをつくって常時情報を交換したり質問を投げ合ったり、数回にわたり過去問の答え合わせ等をしました。

外人の友達と勉強するという選択肢もあったのですが、学期中にトライしていつも理解しきれずもやっとした感覚で終わることが多かったのでテスト前はやめました。時間がない中の効率は大切だと感じたからです。自分の中できちんと理解するには日本語で内容を確認できた方が確実だと判断しました。

あとは過去問をできるだけ早い段階で解いてみることをお勧めします。どれくらいの深さの知識を頭にいれておけばいいのかがイメージできた方が勉強の範囲が定まります。あと、過去問は5年ぐらい遡れば、テストで人気のトピックや、自分が苦手なトピックが大体わかります。また過去問のエッセークエスチョンを解くことは自分の考えをまとめる練習になりました。

○ 本番は集中力を短い時間で高めること、時間配分が大切
当たり前にように聞こえますが最初のテストはこの二つができず失敗しました。テストという実感が湧かずふわふわしていたので、テストが始まって問題文を読んでも頭になかなか入ってこず、集中するまでに20分くらいかかった気がします。なので2つ目からはテスト待ち時間に短い瞑想して集中力を高めるようにしました。

時間配分。到底時間内に終わるような問題の量ではないので、わからないことをは潔く飛ばして全部解こうとしないことは大事です。これは過去問を時間を計って解いてみること、一度は解答を省略しないで書いてみることをお勧めします。私は過去問を解く際にいつも省略した解答を書いていたので、いざ本番のテストの時にどのように正式な解答を書けばいいのか戸惑いました。結果、文章の最初を何度も書き直すことになり、想定より時間がかかるという結果になりました。

○ 塵も積もれば山となる
学期中のReadingをきちんと読んでおくこと、各週の復習を怠らないこと、に尽きます。もちろん過去に復習したとしていても忘れているのですが、改めて勉強した時に40/100ぐらいの貯金があるだけで、復習にかかる時間が明らかに違うし、気持ち的に楽です。

あとは前半のMTタームが終わった時点(冬休み)にできる限りで復習しておくと楽です。幸いに私は一番苦手だと感じた科目をMTに復習しておいたので、テスト勉強の時に後半のLTタームより少ない時間でMTタームの復習が終わりました。あとはLTタームの内容がMTタームの内容の発展や続きであることもあるので、MTタームの復習はLTタームの始まりをスムーズにさせてくれると思います。

○ 暗記型から思考型へ
修士を軽くみてはいけない(LSEだからなのかは不明?)と身をもって体感しました。今までの「これなら大丈夫かな」という基準がまったく通用しないことを実感しました。特にどの科目においても、理論をベースにCriticalに思考することが求められるので、その 習慣がない私は苦労しました。特に政治や経済分野の理論を現実事象にあてはめて理論の妥当性を検証することが求められます。なので世界の政治や経済分野でのニュースへのアンテナは大事。これも普段の積み重ねが効いてきます。

でも実際に理論を知ってから世界のニュースを読むようになると前よりも腑に落ちる感覚もあって楽しいです。私の今後の課題はそれらのニュースをいかにCriticalに読んで分析できるかです。

以上、つらつらと書きましたが備忘録でした。

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