2016年7月24日日曜日

Beyt Dwarkaに行きました

先日のブログにDwarkaについて書きましたが、今回はBeyt Dwarkaについて。MithapurよりRickshaw+Boatで約30〜40分の小さな島。




この島にはKrishnaと、そして私の大好きなハヌマーンも祀られているとのことで日曜日に足を伸ばしてきました。まち自体の小さいのでハヌマーンのお寺に行くのにRickshawを使い、あとは徒歩。

Beyt Dwarkaのは船着場の近くは人も多く観光スポットですが、少し離れると閑散としたエリアが広がります。所々に3年前にあった地震で崩れた建物や、イギリス統治下時代の建築物があり、時の流れを感じます。 



大まかな印象
① 人が好き














ハヌマーンのお寺に行った時に質問をしていたら僧侶に好かれたようで、Chaiと大きいお団子のお菓子をご馳走になることに。日曜のお昼頃に無料で配布しているということ。今回は既に16時前だったので特別でした。

ご馳走になる時にいつもこわいのが衛生面。お水がどこから持ってきているのか、食べ物をどんな状態で作ったのかわからないのですが、基本的に少し頂いて変な味がしなければいつも食べています。

ちなみにChaiを飲み終わったあとに洗い場にいったら、案の定すすぎ用に貯めてあった濁った水で洗うことに。なのでお腹に自信がない人、体調がイマイチな人は無理しないほうが無難。

そしてお茶を一緒に飲んでいた人がTata Chemicalsで働いていることが判明し、そのあとずっと数時間案内してくれることになりました。いいおじさんでした。帰路のBoatに乗る時は、定員にあぶれないようにと率先して大衆をおしよけて私達を誘導してくれたり。世話好きなのか、私達が珍しいのか、心配なのか、とにかく助かりました。

その人と住宅エリアをまわっている時には、運良く住民のお家の中を拝見させてもらう機会もありました。一人はナースで隣の病院で働いているけど、医者は数年前よりおらずナースも1人らしいです。緊急事態の時は船でMithapurまで行くらしいけど、Door to Doorで1時間はかかることを考えると厳しい状況。家は基本的に暗いが(電気なし)とても清潔。寝ている部屋はコンクリートで3畳ぐらいでした。

あとは子供達が「写真をとってくれ〜」といっぱい寄ってきて写真を撮ったあげたり。人にたくさん触れた小旅行でした。


② 大量のプラスチックごみ

土にそのまま晒してあり、場合によっては牛や犬が漁ってます。そしてハエがたかっている。家から出たごみをそのまま公共の土地に捨てている印象。

そこで思ったこと。

従来のプラスチックゴミがない時代は全て出るゴミが有機物で土に還るゴミだったから、それらを公共の土地においておけば牛や犬の餌になり最終的に土に還り資源循環が行われていたが、プラスチック等の無機物が広まった時に、本来なら新しいゴミ回収システムが必要なのにそれが機能していない雰囲気。ちなみにゴミ回収の導入はこの10〜15年程らしい。

後日同僚のインド人にきいたところ、ゴミ回収システムはDistrict LevelでPublic Serviceなのだが、住民がそれを利用せずに路上にゴミを捨てることが多いとのこと。特にモンスーンシーズンは悪臭が漂うので家で管理せず外に捨ててしまうらしい。

彼曰く、外にゴミを捨てることが環境に悪いとは思っておらず「教育の欠如」ということでした。また罰金等もないので路上にごみを捨てないための強い規制もない。

また、処理する時に大気汚染を引き起こさないようなプラスチック袋の質を限定した製造が規制されておらず、質の悪いプラスチック袋がたくさん出回っているということも問題とのことでした。

さすがに、国政府が2014年よりゴミを路上に捨てすにきれいにする趣旨のキャンペーン(Swachh Bharat Abhiyan/ Clean India Mission)を開始したそうです。

だいぶ飛躍はしますが、新しい技術や製品を導入する時は、使い方のみが広がりがちですが、使用後の処理方法も含めて広めることが必要だということを強く感じました。最後まで責任を持てないと使用する権利はないのではと。(レベルは違うけれど原子力発電の使用済み核燃料等も結局は同じこと。)

0 件のコメント:

コメントを投稿